2017年 ありがとうございました。
2017年12月29日 カテゴリー:雑記
クリスマスも終え、今年もあとわずかとなりました。
1年の早いこと、なんとかここまでやってこれたのはひとえに信頼を下さった方々のおかげだと心から感謝しております。
毎年恒例の家族参加の忘年会は今年は大人だけの忘年会になりました。
それぞれ子供達が成長し、調整しても時間が合わなくなったことが理由ですが、昨年から感じ始めたのですが子供たちは着実に大人の階段を上がっていて、大人と子供の間にある憂いを魅せるようになっていました。
かつてのような調査員の子供達同士が、男女入り混じってゲームで遊ぶ無邪気な姿はもはや消え失せていて、年頃の彼らは少し距離感を持って、父親である調査員の傍らにじっとしていました。
いつか彼らが大人になって仕事をするようになって、家族を持った時、そういえばお父さんの会社の人たちと家族で忘年会を参加したことを、ふと思い出してくれると嬉しいです。
いつも帰りの遅い、或いは早朝カメラバックを下げて出かける父親が実は探偵社に働いていたことや、仕事の仲間たちとわいわいしていた年の瀬の夜を子供達は大人になってどんな風に思い起こしてくれるでしょうか。
仕事はあらゆることの糧になります。
鬱の原因の多くに職場環境、職場の人間関係などが多くあげられますが、人は何もせずに生きることは辛いことで、命枯れるまで働くことでそれがいつしか生きがいにもなっていくのでしょうか。
なので人生において仕事がいかに重要であるかと年を重ねて思い知りますが、この仕事の中で多くの人と出会いと別れを経験し葛藤しながら、いつしか重ねた失敗も笑い話に変えられるほど、人間力を高められたらと願います。
職場が苦しいことは救いようのないことですが、逆に給料さえもらえるならばと決められた仕事を行わず、健康でありながら鬱を利用し休職願いを出して給料の不正受給をしている者も多くいます。
これは現実の調査でもお受けすることが多くなりました。世の中のシステムが複雑になってきているのでしょうか。ただ、働き、家族を養い、落ち着いた住環境を求め、安定した暮らしから少しでも高見を続けることにも様々な苦悩があって心を疲弊させます。
うまく乗り越えたいですね。
信頼出来る人達に囲まれるには、自分自身が恥ずかしくない仕事をしなければなりません。
今年も調査の終わった依頼人の方が今年最後に会いたい人として遠方から訪ねてきてくださいました。1年という期間は時間の流れだけでなく、心の変化も伝えてくれました。
ありがとうございました。
依頼人の方のその後の人生の大きな変化を知り、時に涙、笑い合います。
今抱えている問題はすぐに解決しなくとも、道さえ間違えなければ必ず次のドアを見つけられる、そう信じています。
年末も変わらず寒風吹きすさぶ中で、お仕事中の調査員の方々この一年ありがとうございました。
来年も変わらずご愛顧くださいますようお願いいたします。