天神祭 2016年
2016年7月21日 カテゴリー:雑記
今年は例年にない暑さが見込まれるそうである。着実に天神祭の準備が始まっているが、各所の神輿は商店街に鎮座していたが、覆われていた布がようやく外され姿を現した。
担いでいると大きく輝いて見えるが、実際は思うほど大きくなく不思議に思う。
そして、その鎮まりは何かを待っているような姿で美しい。
祭の最中は天神橋筋商店街は大きく様相を変える。それぞれの商店主が店前で屋台のような趣で酒やつまみを売り出し、その活気ある姿は見ていて実に楽しい。
遠方から来る人たちで周辺の電車の混雑ぶりは激しいが、10年以上前はまだ今ほど外国人は多くなく、年々やって来る外国人の人たちが増えている。
実はこれだけ近くにいながら、祭の全容を楽しんだことは少ない。それは余りの人の多さと喧噪で万が一、仕事の電話が取れない、取っても話せない、鳴っていても気づかないかもしれないという不安があるからかもしれない。
それでも、商店街を往来する人たちを眺めるのは大好きで、屋台で食べているカップルの姿を見るのはもっと好きである。浴衣姿の彼女といる彼氏の姿は微笑ましいに尽きる。
昨年も猛暑だったが、商店街を歩く若いカップルはすべからく手をつなぎ混雑など全く気にならない風情でいる。若さの持つエネルギーは先読みしない好奇心であって、私はいつから祭の傍観者になってしまったのだろう。
せっかくなので、帰り道の商店街でビールを一杯飲みながら、屋台の品をつまんで歩く。はしたないと叱られそうな行動も天神祭の日だけはお許しいただけよう。
祭の最中は、調査員の人たちも交通規制に入るため、あえて帰社せず事務所にいないことが多く、私は帰り道、電車の車窓から花火が打ちあがるのを見ている。来場者数は130万人以上、くれぐれも暑さ対策だけはご準備の上、楽しんでいただきたいと思います。
天神祭2016年
宵宮 7月24日(日)
本宮 7月25日(月)奉納花火19時~21時(荒天中止、順延なし)
ギャル神輿 7月23日(土)夫婦橋スタート11時45分