素行 友人との浮気
2014年5月13日 カテゴリー:調査記
夫の浮気相手が自分の知る相手であることは想像も出来ないほどの苦しみがあります。
知る相手とは友人や一番多いのは職場の人ですが、結婚式にまで参列して、自宅にもよく遊びに来てくれていた信頼していた友人が相手だった。
夫がその女性の好きな音楽や本や趣味に急に熱心に興味を持ち始めても、友人として楽しい関係なのだろうと信頼し油断し、その飲み会にも何度も笑顔で送り出す。
しかし、夫の消し忘れたメールで、その飲み会が二人だけのものだったと知ってしまう。
それでも、そんな関係にはならないだろうと。
何故なら、妻もかつて同じ会社に勤務していたので、夫の女性の職場の大変さも知っていたので、きっと仕事のうさを晴らしていたのだろうと思っていたのだった。
だが、ある時から家での飲み会を誘っても、つれない返事となっていったのはいつからだったのだろう。
妻は偶然に街で女性と会った時に表情を見て確信したのだといいます。
いつも満面の笑顔で笑い合っていたのが、本当の笑顔でなかったからだと。
常々、依頼人から聞かせていただく、夫の不信に至った経緯は言動、表情、行動。
妻側からのあくまで感情を通したものなので、絶対であるという確証には至りませんが、
知らぬ間に人間は無意識に感情の気を放っています。
悲しみ満ちている人は悲しみの気で包まれ、何か人生に怒りを持っているかのような人は電車の中で座っているだけで怒りの気を放っています。
悩んでいる方はその気の中で暮らし続けているので非常に敏感です。言葉では説明出来にくい、人間が唯一感じ取れる見えない感情のやりとりです。
私は長年多くの相談者の方と出会って、その言葉の意味を知りました。
人間は嘘は付き通せない生き物なのです。
そして、どれだけ笑顔でいても本当は泣きたいくらい悲しい気持ちでいることを笑顔で取り繕うことも出来ます。
感情が壊れ、ずっと気持ちを奮い立たせて、それでも笑顔でいなければならなかった依頼人の本当の苦しい気持ちは私の心が受け止め、いつか必ず本物の笑顔にさせたい。
そう思いながらお受けしています。