素行 自宅に帰らなくなる夫

2013年2月25日 カテゴリー:調査記

結婚して20年。
子供は遅くに出来たのでまだ小さい子が二人います。
脱サラをした時は不安はありましたが、これまで身を粉にして働き、家族優先にしてきてくれたから、今度は自分が夫の夢を叶えようと思い反対しませんでした。

 

去年あたりから、仕事が忙しく深夜まで仕事をしているようです。いつの日からか、なぜか週末しか自宅に帰って来なくなりました。
事務所にはボンボンベットがあって、そこで寝ていると聞いています。もう1年近くでしょうか、そんな生活をしています。

 

心配して思い切って着替えを持って、深夜、事務所に様子を見に行ってみました。事務所の電気は消え、夫の車はありませんでした。合鍵で事務所に入り、確かにボンボンベットはあるのですが驚きました。ホコリがかぶってカバーされていたからです。

 

いつから夫とはこんな風になってしまったんだろう。
何故、もっと早くはっきりさせなかったんだろう。
そのボンボンベットを見た時に、今までこらえてきた涙があふれて止まりませんでした。誰が聞いても、それはおかしいだろうと言うこともわかっています。

 

夫に一体どこに行っていたの?と聞くと、偶然その日は仕事関係の人に誘われて飲みに行っていた、と。
車で行ったの?と聞くと代行に頼んだ、と。
その話し方の表情や仕草で夫が嘘をついているとわかりました。

 

ただ、もう子供を置いて深夜に何度も見に行くことは出来ないと思いました。
生活費もここ数ヶ月、その商売が軌道に乗らず、貯金を切り崩す生活です。
何か夫の中で価値観が変わって来て、家庭に目が全く向いていないのです。
子供が夫の携帯電話をいじってしまった時、怖い形相で大声で怒鳴りつけました。

 

 

結婚していても、なぜか自宅にたまにしか帰ってこない夫。
長い方では数十年の別居生活をされています。
夫の家庭での長き不在の環境に慣れてしまうのでしょうか?

 

 

黙認出来る条件として、ある程度の生活費をくれていることだという。
それでもある日突然、夫側から離婚調停を言い渡されても、今更なんでと。
意地でも自分は離婚したくないので何か良い方法を教えてほしい等の相談を受けます。

 

 

相談員も15年やっていますと、これまでに多くの夫婦の形を聞かせていただきました。その夫婦のあり方の何が普通であって、普通ではないのか?
時としてわからなくなることがあります。

 

同じ家に住み、湯気の上がる朝ごはんを食べて、喧嘩をしながらも眠りにつく。
それが普通ではないかと思っているのですが、あえて離婚を選ばずに別居生活が必要な方もいるでしょう。

 

 

ただ、その生活が自分自身もう限界にきて、普通ではないと思い始めた時には
その生活の見直しをされる必要があるのかもしれません。
やはり、夫は女性との関係がありました。

 

 

裏切りを知れば離婚しかないと思いながら結果を知り、それは非常に辛い事実かもしれません。しかし、人生に終わりなどありません。昼間、子供達と公園にいてもいつも真っ暗な暗闇にいるような気がすると言っていた妻です。

 

何も見えなくなった暗闇の中にいる暮らしから抜け出せて、ようやくこれからの生活をどう立て直して行くのか夫と話し合いが出来ます。

 

 

夫も脱サラしてから何も言いませんでしたが、環境が大きく変わり、収入も落ち込み、その女性といることで、何かから逃げたかったのかもしれません。
仕事のことも誰にも相談出来ず、先を見失ってしまい自宅に笑顔で帰れなくなってしまった1年間だったと思います。

 

夫もずっと暗闇の中を彷徨っていたのかもしれません。

 

 

その妻の言葉は20年共にした夫婦でしか理解出来ない気持ちだと思います。夫がどれだけ不実なことをしても、夫の心境も理解しようとする妻です。
ならば、たとえ一時、夫が帰る場所を間違えたとしても、やり直すことが出来るはずです。

 

 

今、夫の会社の手伝いをしながら、立て直すことを視野に入れて経理の勉強を始めていますと連絡をくれました。

 

一度も働いたことなどないと言う妻でしたが、その底力と隠された能力は最大の危機がやってきた時に発揮されるようです。

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