ジム通い3
2012年8月10日 カテゴリー:雑記
ジムで体重計に乗る時は必ず生まれたままの姿で挑むようにしている。
バスタオルを巻いて体重計に乗るなどはしない。やはりそこは女心。
たとえ、バスタオル一枚でも加算されることは悔しい限りです。
そして、毎回、落胆する。
先週と全く体重が変わっていないことに。
週一、過酷な筋トレを行い、食事も緊張感とカロリーを充分気にしながらいるというのに。
一体、私の身体の中で何が起きているのだろうか。
昼は弁当を持参し、お誘いがない限り外での外食、酒席もほとんどありません。
仕事が終われば梅田駅・天六駅まで2キロほどは歩くことを義務付け。
なんとも面白みも、おしゃれさも派手さもない地味な毎日を送っています。
ただ、通勤時間が長いのでつい、キオスクでチョコバーを購入。
電車の中でこっそり食べていたりします。
まれに電車の中で堂々とお食事をされている女子がおられびっくりしますが、やはり食べている姿はプライベートな仲間となら大きく口をあけても平気ですが、
私はこのような場合、口を余り動かさず腹話術のようにばれずに食べる技術を身につけています。
この電車の中でのおやつ食いに関しては女性特有ではないかと思います。
夏場はチョコが溶けるのでキオスクの売り場では焼きチョコが人気です。
肥える元は口から。
食べていないようで、カウント忘れの「ちょっと食い」ということを多々していました。
ジムへの筋トレも、かつては親のかたきの様に通いつめていたものの、現在はそのしんどさに脳内がイメージングされ週2回余り身体を追い込まない1時間で終えています。
ただ、やはり身体を燃焼させる、エンジンをフルスロットルにさせるような動きは今までスポーツとは全く無縁の世界だったので非常に気持ちがいい。
そして、週一お願いしているパーソナルレッスンでは追い込む筋トレとマッサージ。
どれだけ愛しい人にも絶対に触られたくない、見られたくない、おぞましい腹、太もも。
自分の子供のような男子トレーナーに、マッサージの準備開始は寝かされたベットの上で、先ずは脂肪を柔らかくするためにコーナンで購入したという木の棒で私は思い切り派手に背中をバシバシ叩かれる。
これはトレーナー自身があみ出した手法らしいが、何か毎回納得がいかない。
そして、脂肪のある部分をマッサージする際に毎回「悪魔が取り付いている・・マグマのような肩肉・マウント首・・これはひどい・・」と念仏のように言われる。
顔もどうやら、肥大化しているようで全くフェイスラインがないらしく、毎回「昔からこんなに顔が大きかったんですか!!」と。
ふつうの女性なら心が折れてしまいそうな言葉の数々を受けながら、30分の鬼マッサージ。トレーナからしっかと掴まれた己の脂肪を見ると私は何ら言い返す言葉もない。
しかし、この鬼トレーナーの効果は翌日には現れ、仕事の都合でキャンセルしたら、その週は追い込むトレーニングしなかった事で身体の重さを確実に感じる。
まして、私の身体の恥部をここまではっきりとしつこく、激しく申してくれる人は他にいないだろう。
私は悔しくもベットの上では、まな板の鯉。
その肉圧のある脂肪に触れ、こねくり回し、いじくることで発見できる事実であろう。
真実の暴言は、ぬるま湯にいる私を目覚めさせてもくれる。
同じように汗をかきながら真剣な眼差しでマッサージをしてくれるトレーナー。
約束の時間を越えても骨や筋肉について熱く語る姿を見ていると、己のブザマな身体が恥ずかしく早く結果を出さねばなるまいと焦りつつ、ついキオスクで今日も朝から卑しくも新製品の小さなおやつを食べてしまう私です。