素行 子供の誕生日
2012年4月11日 カテゴリー:調査記
日曜の朝、息子のサッカーを見にいくこともありました。
それがだんだん足が遠のいて、気がつくと半年。
夫は子供と会う時間すら作らなくなってきました。
夫とは1年以上、別居状態が続いています。
色々、喧嘩が絶えず、でも離婚話までには至っていません。
1人になって考えたいと言って勤務先近くにワンルームを借り、まだ子供が小さいのでたまに自宅に帰ってきます。
このままではいけない、はっきりさせないといけない。
別居はお互いの状況を落ち着かせるためのものだったのに。
いつの間にか、その距離感は埋めようもないことになっていくのでした。
子供の誕生日にプレゼントを持って自宅にやってくる夫。
それは1年に1度しかやってこない。
小さな子供達はそれをずっと指折り数えている。
夫は女性関係はない と言い続け、生活費は入れてくれている。
このような場合、いつどんな調査をすればいいのか悩まれます。
ただ、別居に至る経緯、背景。
離れて暮らすことは経済的にも大きな負担になります。
別居を言い出すには深い意味があって、全てではありませんが、深い関係になった人といつでも自由に、後ろめたくなく会えることを望んでいることが多いのです。
昼間、子供へのプレゼントを渡した後、自宅を出た夫は女性と接触。
それはまるで長年連れ添った夫婦のようでスーパーマーケットに入り、互いに笑顔で今夜の夕食のメニューを考えながら特売品もチェックしています。
そして、二人は別居先であるマンションに帰宅しました。
その時間の全てを確認した妻。
夫はプレゼントを渡した後、仕事が入ったからとすぐ帰りました。
ずっと騙されていたことよりも、子供のことが可哀相でならない。
調査を決意させるには金銭的な事情・慰謝料を求めて等もありますが、疑い続けることの毎日に疲れ果て、日常生活すら出来なくなる。
その全てが入り混じり、長い月日と共に、悩み苦しみ続けます。
そして、自分自身のことよりも、子供のことを考えて真実を知ろうと決断されます。