妻が不信に思う時。
2012年1月20日 カテゴリー:調査記
素行調査を依頼する時、置かれている状況は人それぞれ違います。
浮気相手の情報をお持ちの方もいれば、今の所は全く情報はない。
ただ、夫の心が浮ついている。気持ちがこっちに向いていない。
それだけの状況で依頼される方も多くいます。
おおむね、そのような場合も結果はクロです。
女性のその感の鋭さ、夫から放たれるわずかな女の匂い。
妻は察知することにかけては天下一品です。
かつて恋愛をしていた頃の夫の行動パターン、長年、共に生活した上でわかる思考回路。
一緒にテレビを見ていた感想、カーラジオから流れる音楽への反応。
一瞬見せる表情、言葉の間合い。
夫が急に服装や身だしなみにこだわり、金銭感覚も変化するのは、もっとその後です。
その前に既に妻は夫の心身の乱れに気がついています。
ただ、今は確証がないために、突き詰めることが出来ず、妻はただ夫の様子を眺めることしか出来ません。
耐え切れず、財布の中、カバンの中、ポケットの中。
夫のプライベートゾーンに何かヒントはないものかと動き出します。
携帯電話を開いてとっさに何が怪しいのかわかるのは妻ならではでしょう。
男性はシンプルな思考なのか、浮気していてもばれることはないだろうと多くの証拠を残します。
買い物したレシート、女性宅に近い駐車場の半券、映画のチケット。
何故か女性とのメールのやり取りも全部を消していません。
普段の何気ない会話も妻の心のノートに細かく記されています。
男性は浮気をし始めた時が一番、心身が高揚していることで、自宅につく頃には体力も尽き果て、細部にわたって細心の注意を払うことが出来にくいのかもしれません。
妻は夫を朝、玄関で見送った時に、あっ・・今夜怪しいと見抜くことも出来ます。
或いは、帰宅した時に、今夜会って来たのだ・・と知ります。
浮気・・・その浮き立つ気持ち。
なぜかそれは妻に向かっても波動のようなものが流れるようです。
私はスピリチュアルなことにはあまり興味がないのですが、長年、このお仕事をさせていただくようになり相談者、依頼者から目に見えないけれど見えている このような話を毎回お聞きします。
では、どうしたら浮気がばれないように出来るのかと。
妻のアンテナは夫を愛するがゆえに察知できる機能です。
見えなくても、すでに見えている。
太古の時代から妻は狩猟に出かける夫の身を案じ、家庭を守らなければならない巣作り本能を極めてきました。
それは愛情の深さが成せることなので何ともお答えのしようがありません。