忘年会
2011年12月31日 カテゴリー:雑記
夕刻から始まった忘年会。
調査員方の奥様、子供達が集まりました。
毎年、忘年会は家族の方への感謝も含めて行っています。
始まりから終わりまでカニに集中して食べ続ける子供。
お腹いっぱいになっても、ブレイクタイムのゲーム大会でゲットしたおやつはとりあえず全部平らげます。
一人っ子の子供達も同じ年齢の子供がいるとテンションアップ。
意味もなく部屋をかけずり回り、座敷の障子は破れんばかりです。
奥様方達とはお会いするのは久しぶりです。
いつも思うのですが子育て真っ最中の母の姿は美しい。
ポーチからさっと子供の唇にリップクリームを塗っている指先。
子供の乾燥している口元は絶えず気をつけている。
母として優しさの愛に満ちています。
明日は何時に帰ってくるのか?
晩御飯は何時に食べるのか?
今夜は帰ってくるのか?
全く時間が読めない仕事のため、ご苦労も多いかと思います。
家では仕事の話など、一切しないからどこで何をしているのかわからないと皆さん心配されますが、この場を借りて相談員として日頃の感謝とお礼を申し上げます。
調査員方は日本一、仕事のできる探偵です。
いつも感謝しています。ありがとうございます。
相談員は依頼者から感謝の言葉を頂きますが、調査員方とは一切お会いすることがありませんので、そのスペシャルな賛辞は感じることは出来ません。
それでも、調査員は街のどこかで睡魔と疲労に耐えながら日々、依頼者のために仕事をしています。
私の中では毎回、調査員方が現場に出発する時は、NHK番組「プロフェッショナル・仕事の流儀」にスイッチされ、バックにはスガシカオの音楽が流れております。
そして、奥様方と同じく事故に合わないようにと祈っています。
子供達は今日はお父さんと一緒にいる。
今夜は手をつないで一緒に自宅に帰れる。
大人ばかりの世界でも、いつもと違ったお父さんに喜んでもいます。
暗闇を手をつないで帰る親子の後ろ姿。
私の心のシャッターにおさめさせていただきました。
まだまだ、ダークな世界と思われがちな業界です。
至って普通の生活をして、同じように子育てにも夫婦の有様にも悩みながら、生きています。しかし、この様に身を任せられる家族がいることで仕事に邁進出来るのかもしれません。
関わる全ての方達の信頼と協力があってこそ、私自身この仕事を続けさせていただくことが出来ます。
今年、伺った東北・仙台へも心は離れることはありません。
この震災についてはブログでは書ききれない思いがあり、大きな影響を受けました。来年はゆっくり時間をとって伺うつもりです。
自分のまわりに、また会いたい人がいる。
話したい人がいることが幸福なのだと思います。
依頼者の方達から。
年末に入り、多くの感謝のメールやお電話をいただいております。
その優しい言葉だけで来年もこの仕事への奮起にもなりそうです。
ありがとうございました。
その暖かい優しさを持っているあなた。
いつの日にか、ゆるぎない日常を必ず取り戻す日がやってきます。
どうか良いお年をお迎え下さい。
変わらずのお付き合いを。
来年もよろしくお願いいたします。