スマホと虫眼鏡
2011年12月13日 カテゴリー:雑記
個人の携帯をスマホにチェンジしました。
携帯ショップを出てから、キタのカフェでちょっと自宅に帰るまで。
スマホをじっくり、いじくりまわそうと触ったとたんでございます。
何か感触が違う。
アドレス帳をチェックしてみると、高速回転クルクル回り始めます。
指のさじ加減がつかめず、なぜか、何度も登録名「父・親友H田氏」に指が止まり、つい滑って何度も、かけてしまいそうになります。
このおじ様は父の親友です。
父が亡くなってから、ずっと家族を気にかけて下さります。
旅行の誘い、食事の誘い、いつでも何かあったら連絡を!お嬢!
すぐに、参上致します!と・・・・。
ご無沙汰している、この方に間違い電話はしてはなりません。
そうこうしていると、不明のアイコンがあるのでじっと凝視。
いかんせん字が小さすぎる。
説明書を見ても、余白は充分あるのに、これまた字が小さすぎます。
偶然ですが、バックに猫の頭ほどの特大虫眼鏡を持参していましたので
右手に虫眼鏡を持ってスマホの画面に当ててみます。
拡大して文字のデザインを知り、説明書に、これまた虫眼鏡を当てます。
コーヒー飲む暇なし、大忙しです。
キタのこじゃれたカフェ。
スーツを着た女がスマホと特大虫眼鏡を持つ姿。
一体あなたは何をしているのかと。
隣では本を読みながらサクサク、スマホをやっている方達ばかりです。
これは個人の携帯ですが調査員方のやり取りにも使用しています。
早速、A氏、他数名に「個人携帯スマホに変えましたが、まだ慣れていないのでメールは仕事用にだけ連絡下さい」と。仕事用の携帯からメールを打っておきました。
疲れ果て、帰ろうと特大虫眼鏡をバックにしまったところ。
友人から所用のメール。
内容が返信を急ぐらしく頑張ってトライしましたが、指が予測変換にうまく当たらず恐ろしい文面になっていきます。
やっと作成出来たと思えば全文、指が滑ってしまい、消えてしまいました。
友人には、電話にしようとアドレス帳開くと、ご縁があるのか?
又もや「父・親友H田氏」に。
何かを察知したA氏からメールが来ました。
「スマホはグーグルにログインしないといけないんです。」
ログイン・・・・・・。
軽いめまいを覚え、早速、多忙なA氏のスケジュールをチェックします。
即効、メールを打ちました。
「明日昼からご相談があります。理由は聞かないで下さい。」
10秒ほどすると。
「最近の携帯はむずかしいですからね」
この短い 的を射た暖かい言葉にどれだけ救われたでしょうか。
こじゃれカフェですでに2時間近く虫眼鏡と格闘することも限界でした。
わかっていらっしゃる。
この際、ログインもやっていただこうかと・・。
気を取り直し、気分を上げようとスマホカバーを購入に走りました。
ついでにキラキラデコライズ。
壁紙も愛猫の画面にしてみたく、ギャラリーからの写真を入れていますが、
なぜか拡大サイズの目玉のドアップ。
写真を変えたら、今度は腹のドアップ。
それは、どう見ても、愛くるしい猫の姿ではなく、たわしにしか見えない。