懐かしい人たちへ
2011年10月20日 カテゴリー:雑記
雑踏の中。
歩いていると、懐かしい顔を見つけました。
こんな時、必ず彼女が1人でいるのか?
話しかけていい状況なのか?を確認します。
色々と考えていると、向こうから笑顔で駆け寄ってこられました。
お久しぶりですね。
お元気でしたか?
簡単な近況を聞かしていただき、お互い時間があればお茶でも、いえ、ビールでも飲みたくなってしまいます。
でも、詳しく聞かなくとも、その溢れる笑顔と物腰。
確実に初めてお会いした時からは、いい風が吹いているのだと感じます。
いきなり、依頼人の人生の一部に深く関わらせていただく訳ですから、調査中の短くもありますが、その濃密な関係。
相談員として、いくら経験を積んでも慣れるということはありません。
流された涙は毎回、心を打ちます。
その辛い胸中を親でも、きょうだいでも、親友でもない私がお聞きするので、依頼人を思って、時には厳しい意見もいいます。
その後の近況をお話していただければ安心するものです。
また、今後の依頼人の参考にもなります。
何より、相談員としてのやりがいや、パワーをいただけるものです。
しかし、私共の職業上、調査が終わってから、こちらから近況を聞くなどの連絡することは一切出来ません。
ですから、この偶然の出会いは、とても嬉しいものです。
この職業を続けてこれたのは、そんな心ある依頼人の方たちによって支えられてきたのかもしれません。
中には、調査が終わってまで、連絡するのは忙しいだろうし、ご迷惑かな・・と
遠慮される方もいるようです。
どうかお気遣いなく。
私の一番嬉しい電話です。