ランチの時間
2011年5月20日 カテゴリー:雑記
天神橋筋商店街は雑誌でランチ特集されるほど美味しい店が多くあります。
食にこだわりを持たれるA氏やK嬢に誘われば別ですが私は、ほぼいつも同じ店で食事をしています。
そこは何か懐かしさを感じる喫茶店で夫婦二人でやっています。
ランチコーヒー付き750円。
事務所から近く、新聞は全紙置いています。
私はいつも14時過ぎ、新聞を読みながら、カウンターでニュースをチェック。
近所のおっちゃんが毎回、落ちのない一人漫才をしながら、豆乳入りのコーヒーを飲み、いつも私の隣にいます。
かつてこのような地元に溶け込んだ喫茶店が町にはたくさんあったと思います。
いつのまにかチェーン店の喫茶店が進出し、おしゃれなカフェに変わっていきました。
めずらしく、12時前後に店内に入ったところ、20席のお店は満席。
マスターとママは、てんやわんやですが、何十年もこの店を二人は切り盛りしてきた実力派。絶妙なコンビネーションで一挙に集中する注文をさばきます。
関西人はイラチが多いです。
混みあうのは許せても、動作がちんたらしているともう腹たってしまいます。
味噌汁がぬるいことも許すことが出来ませんので
「マスター味噌汁ぬるいよ!」とママは、しっかとマスターに伝えます。
嵐が過ぎ去った14時過ぎ。
二人は、ちょこんとカウンターに並んでいます。
残ったランチを食べてる姿や、気になるニュースの事を二人はいつも熱心に話をしているのをみて、その夫婦のほほえましい姿を見るのが好きで、ここでランチをしているのかもしれません。
天満界隈は古い喫茶店も多く残っていて、純喫茶と書かれた看板に魅せられ入店したところ、
昭和にトリップしたようなムード満点で、ドレープのカーテン、ベルベットのソファーは穴だらけ。
大西ゆかりがコーヒーを飲んでいそうなお店といえばわかりやすいでしょうか?
着席してもなかなかやってきません。
おもしろいので、探索していると奥の小部屋から80過ぎの蝶ネクタイをしたウエイターがやってきました。
実に謎に満ちたお店です。
昼の雰囲気も知っておきたいのですが、ランチに行くには遠く、残念です。
いや、一度行ってきます。