バリスタへの道2
2011年4月20日 カテゴリー:雑記
ようやく一杯のコーヒーが出来上がりました。
そんなところに調査員のN氏が出社されてきました。
どうぞ!と差し出して早速感想をお聞きしたところ。
「おいしいですよ~~」
「・・・・・・・・・・・・。」
お話をしていて何か嫌な予感がしたので、失礼を承知でエスプレッソなるものを飲んだことありますか!と聞いてみました。
「ありますよ!缶コーヒーで!!」
「・・・・・・・・・・・・・。」
一瞬、めまいがして椅子からこけそうになりましが、N氏らしい、飾らない素直なお言葉でしょう。
自分で飲んでみて、味はしまらず、後味ばかり残ります。
カップへの注入のタイミング、ミルクのスチーミングの失敗。
通常ミルクのスチーミングについては慣れない者だと10ℓは捨てる覚悟がいるらしい。
この際、ミルクを大量に買いだめし、スチーミングの練習に本腰を入れるべきかと、真剣に考えたりしています。
いや、そんなことをやっとる場合かと・・・・。
要するに全てが失敗作でした。
それをおいしいといってくれた優しいN氏ありがとうございます。
そして、何気なく見ているものでも、それを形にすることの奥深さ。
日本茶、同様、コーヒー道でございます。
今や、お手軽に様々なテイストのコーヒーがコンビ二で売られています。
カップを温めながら、その客人を思い、一杯のコーヒーをご用意する。
おもてなしの心をもって。
いいですね。
なんだか、ゆっくりとした時間が流れているようで。
静かな昼下がりでございます。