事務所のオブジェ
2011年3月09日 カテゴリー:雑記
事務所に小さなカエルがおります。
小さな5センチ程の寝そべった、おちょくった風情のカエルです。
入口に置かれたパーティションの上にひっそりと寝ています。
これだと誰も気がつきません。
しかし、調査員A氏はさすがですね。
すぐにその存在に気がつかれたようです。
ただ、可愛いからと置いているわけではありません。
これは調査員方のご無事の帰還を祈念して鎮座したもの。
すなわち無事カエルです・・・。
本来なら人数分並べたいところでしたが、それもどうかと思い1匹にしています。
浅草でゲットした火打石もあります。
江戸時代、伝統を重んじる職人や危険な職業に携わるものに家人が難をのがれますようにと、出掛けに切り火の石を打ったという歴史的なもので、現在も格式の高い神社や祭事ではマッチを使わず、必ず火打ちで点火した清浄な火を使うそうです。
これも実に私の心をとらえてしまい購入した次第です。
本来なら、調査員方が調査に出発する前に、ぜひとも切り火でお見送り差し上げたいのですが、これも却下の部類に入っています。
火打石の使用書には・・・。
火の取り扱いには充分注意して、あかりのロマンを楽しんで下さい。
ゆったりとした時間の流れに身をゆだね、ゆらめく炎を見つめるのは日本で最高のぜいたくかもしれません・・・・と書かれています。
ならばと、火起こしの火口(ほくち)を着火させてみましたが事務所内がとんでもない臭いになってしまい、その強烈な悪臭は外部にまでも漏れ伝わり、優しい隣室の方からも「臭いですよ・・」と言われる始末です。
火打石。
うっかり火種をつけると大変ですが・・。
オブジェとして、しっかり調査員方をお守りしています。