2015年 お世話になりました。
2015年12月28日 カテゴリー:雑記
今年も残すところわずかとなりました。
この年末を無事迎えることが出来るのも信頼を頂戴したご依頼人の様方、関わる方々のおかげだと感謝しております。
風は吹いている。
私はいつもそう信じてこの職業に取り組んできました。
どんなに困難であろうとも、現れた依頼人の最後に残された力が追い風となって力を与え、ならば満身の力を込めて立ち向かっていこうではないかと受ける私共も依頼人の全てを信頼します。
何故なら依頼人の流れる涙に嘘はなく、はらはら流れ、堪えていたのでしょうか。ついぞ辛抱しきれず、一筋こぼれ散ります。その涙を見れば何とかしてあげたいと思うのが、この職業の持つ底力なのかもしれません。
相談内容は人生の混迷に尽きた上でのご相談ですが、奇想天外なものから、家族の問題、夫婦の問題、個人の諍いと、会社の社運をかけたものと、人生の人間ドラマは想像以上に幅広く、どこまでも深いものです。
相談員として長年、人の悩みをお聞きするという仕事が辛くならないのか?
人間不信にならないのか?影響を受けて落ち込まないのか?
と時々言われることがあります。
その答えは一つではありませんが、私は先ずこう伝えました。
「いいえ、一度も影響を受けたことはありません」。
正義ばかりを振りかざしてもいけませんが、頼られ感謝をされると、どれほど困難な仕事であっても、もっともっと力になってあげられないだろうかと思っていきます。
ただ、そう思えるようになるには調査員の調査力がなければ達成出来ません。そして依頼人、相談員、調査員が三位一体となって行くことで成功に導くことが出来ます。
深く突き詰めると、調査員の家族からの理解や応援もなければ、調査員はこの不規則でシビアな状況に立たされることの多い職業を続けることすら出来なかったでしょう。
調査員の仕事は想像以上に過酷なことが多く、時には陰々滅々とした空気の中で終えることもあるかもしれませんが、たまに早く帰れる時に見るであろう、家の灯り、子供たちの姿、妻の愛情深さ。
何気ない日常を過ごし、愛情あふれる家族との暮らしの中に居続けることで鋭気を養い、翌日現場へ向かうことが出来るのではないかと私は常々思っています。
良き仕事をする人に良き家庭あり。
調査員の方のご家族の皆様、ありがとうございます。
本当にいつもお疲れ様です。
毎年恒例の家族参加の忘年会も無事に終えて、年々成長する子供たちの姿にこの職業の未来を思います。
ご相談段階で終わってしまった方。調査を頂戴した方々。
大切な人生の一部に関わらせていただきました.。
人生は果てしなく長いので、いつかきっとお元気な声が聞こえてくるに違いないと思っています。
いつも弊社を支えてくださっている方々ありがとうございました。
来年も変わらずのお付き合いをお願い申し上げます。