バレンタインが過ぎて・・。
2012年2月15日 カテゴリー:雑記
それぞれの調査員方の椅子に愛を込めたメッセージと共に・・。
チョコを置いておきました。
翌朝、義理固いN氏からお礼のメールが入りました。
「どうか妻と見つめ合って、食べて下さい」
とだけ書いてメールの返信を致しました。
あれほど苦戦されていたはずのアイフォン。
こなれてきたのでしょう。
すかさず、返信あり。
「もう、妻と見つめ合うことはあり得ません。メンチを切りながらいただきます。」
と返信がありました。
メンチ・・・・。
実に懐かしい、恐ろしい言葉でございます。
普段、静かに書を読むお姿からは想像出来ないお言葉です。
今や死語になりつつあるお言葉ですね。
家族とのゆっくりとした時間がとれない職業です。
1年のイベントがある時期などは最も多忙なスケジュールになります。
家族参加の忘年会も年末ギリギリまで予定が組めませんでしたが、出来れば慰安旅行も企画して家族参加をしようではないかと思うほど、世間のイメージとは違い、意外なほど家族との時間を考えていたりします。
やはり何度も申し上げたいのですが、父が幼い子供に向ける視線や仕草。
グッとくるものがあります。
事務所では見せない父の姿がそこにあります。
私が忘年会でただただお鍋を熱心に、たらふく食べていただけとお思いでしょう!
いいえ、食べながら調査員方全員の父のお姿を熱く凝視させていただきました。
家族っていいな~~と。
当社のスイーツのカリスマK嬢とも話していたのですが・・。
最後まで読めない絵本のタイトルでもある。
「愛してくれてありがとう。」
この言葉はいつでも簡単に言える言葉ではなく、命の絶えるその時に本当に愛してくれた人にだけに伝える最後の言葉。
何度も言える言葉ではありません。
夫婦は共に生きる戦友、時に敵にもなり、最大の味方でもありましょう。
昭和世代の男性は愛している・・・感謝をしている・・・等、陳腐な愛情表現は口が裂ける、腐るとでもお思いなのでしょうか。
けして本心はお見せにならない。
メンチを切りながら・・・見つめ合う。
穏やかな風貌のN氏がどれだけメンチを切ったところで妻は腹痛でも起こしたのか! と 心配するだけなのでやめましょう。
しかし、これもまた充分、ユニークな素敵な愛情表現に違いないと私は理解しております。