タイのCM
2011年11月11日 カテゴリー:雑記
仕事中は見ないで下さい。
涙が溢れて止まらなくなるCMと書かれていました。
ネットで見られるタイの保険会社のCMです。
私が見たのは字幕がついていなかったのですが充分に内容は伝わりました。
特別、涙もろいタイプではないと思います。
ただ、ただ、涙、涙。
涙の壷は完全に決壊しました。
聴覚障害を持ち、生活は貧しくとも明るい父。
そんな父とうまく関われない娘との3分間のストーリーです。
父は最近の娘の心の様子に気がついてきたのか?
なんとか娘と手話で向き合おうとします。
思春期の娘はそんな父のこともあって学校ではイジメにあっています。
父の優しさも疎ましく、笑顔にも向き合えなくなっていきます。
娘は流れるように非行へと向かっていきます。
そして、その苦しさから逃れようと誕生日に自らの命を絶とうと。
安物のドラマ仕立てのように思われるかもしれませんが、演じる親子が
実に秀逸、泣かせる演技力を持っているのです。
親も完璧でない。
初めての子育ては、皆、失敗しながら子供と成長していきます。
子供の頃はどうしてこうも親の意見に歯向かってしまうのでしょうか?
子を持って初めて知る。親の愛情の深さ。
何気ない言葉の意味も理解出来るようになってきます。
親は子供のためならば、その命を差し出しても惜しくないほどの無償の愛を持っていることに。
たとえ一時、心が向き合えなったとしても、その血の繋がりは強く深いものです。一大事が起きれば、掴んだ手は互いに絶対に離しません。
社内一の子煩悩のO氏。
是非ともこのCMを一緒に見ていただこうかと思いましたが、ナイアガラの滝の如く、涙が止まらなくなって仕事に差し障りがあってはいけませんのでブログにてお伝えしておこうかと思います。